三郷のゴミ屋敷

 現在、埼玉県三郷市在住の妹の家の近所にゴミ屋敷があるとのことで、見に行ってきました。
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↑ 普通の住宅街を歩くと突然ゴミの山
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↑ 中央あたりの、ゴミからはみ出た赤くさびたトタン屋根、どうもこの下が居住スペースとなっているらしく、妹とすごいねーなどと話しながら近くで写真を撮っていたら、気配を感じたのかこの山の中からおっさんっが出て来た! ビビって、あわてて知らんぷりして逃げたが、インタビューでもすりゃよかったと少し後悔しています。
 ちなみに、古いけどキレイだから後ろの2階屋は関係ないようです。
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↑ 名残惜しいので、帰りに車の中からもう一枚。あのおっさん、夜はどのように過ごしているのでございましょう…?
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# by kobugimori | 2007-01-10 18:56

岩井志麻子「タルドンネ」

 もう5〜6年前だと思うけど、岩井志麻子の「ぼっけえ、きょうてえ」(岡山弁で「すごく恐い」だそうです)という小説が、怪奇小説大賞だったか、そんなような賞を取って話題になっていたので、私も読んだことがあります。
 遊女が客に、自分の凄まじい生い立ちを一人称の岡山弁で寝物語に語って聞かせるというスタイルで、行間から立ちのぼるオーラが非常に日本的に妖しくて恐ろしくて、深い感銘を受けました。
 作者の岩井志麻子は、その後何冊も本を出したのは知ってはいましたが、「ぼっけえ、きょうてえ」の印象が強すぎて、かえって他の本を読む気にはなれませんでした。何を読んでも、「ぼっけえ、きょうてえ」の独特の世界から受けた感銘には及ばないだろうと思うと、読む前に興ざめしてしまうからです。
 ところがその岩井志麻子が最近「タルドンネ」(韓国語で月の町=貧民窟)という小説を出しました。それを知ったとき、内容は知らずともあの岩井志麻子と韓国の組み合わせなら読まないわけにはいくまいと購入を即決、ただし読むのは年末の慌ただしい雰囲気を避け、お正月のゆったりした気分の中で浸ろうと思い、その通りにしました。
 内容は、2〜3年前に実際にソウルで起こった、出張マッサージ嬢連続殺人事件をモデルにしたもので、犯人と刑事、そしてこの事件に興味を持つ好色な日本人の女流小説家の愛人であるホテルマンの3者が、ともにタルドンネ出身であるという設定です。
 小説なので、どこまでが本当の話でどこからが創作なのかははっきりしませんが、殺人の場面と、死体を解体する場面がナマナマしく露骨でゲロゲロでした。読んでもらえばわかりますが、辛ラミョンとプデチゲはしばらく食べる気がなくなりました。この気持ちの悪さ、正月に読んだのははっきり失敗だったといえます。
 だからそういうのが苦手な人には勧めませんが、新村の場末な方面と黄鶴洞ガラクタ市場という私の大好きな場所が主な舞台として出てくるので、血まみれ内蔵デロデロ系スプラッターが好きで、酔っぱらいのゲロ吐きを目撃した直後でもラーメン喰うのが平気だったりする人は、ぜひ読んでみてください。
 それにしても、言葉もたいしてできないハズなのにこの取材力と創作力、さすが岩井志麻子ですな。調べてみると、これまで思っていた以上に強烈な人のようで、世界各国にセフレがいるらしいし、エロに対する自分の貪欲さなどを露骨に綴ったエッセイなどもあるらしいし、「ぼっけえ、きょうてえ」以外の小説もやっぱりおもしろそうだし、他の本も読みたくなりました。

 ところで、この「タルドンネ」もそうだけど、社会の病巣をえぐって読者の鼻先に突き出すような小説のジャンル、日本にはたとえば松本清張とか横溝正史とかのように昔からあるけれども、韓国にもあるんでしょうか? あったとしても、自己愛の強い韓国人なんかにはちょっと売れそうもないけど、どうなんでしょう? あるなら読んでみたいものです。
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# by kobugimori | 2007-01-05 23:09

あけましておめでとうございます

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今年もよろしくお願いします。
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# by kobugimori | 2007-01-03 23:01

この連休

 秋も深まり食欲・性欲のいや増す今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか?
 韓国では秋夕、日本では中秋の名月であった先週金曜日、関東地方は大雨でお月見どころではありませんでしたな。
 私はその雨の中、以前から行きたいと思いつつ延び延びにしていた、ナムジュンパイク(白南準)の追悼展を、青山のワタリウム美術館に見に行ってまいりました。ソウルの現代美術館で見られる代表作「TV塔」などのように、仰々しく大掛かりな作品の展示はなく、ワタリ財閥の趣味なのか、ワタリウムの空間的な制約か、こぢんまりとした作品ばかりでしたが、どれも味わい深く、かえってパイクの天才を身近に感じてゾクゾクしました。
 思うに、「国際的」というのはこの人のためこそある言葉で、21世紀の世界はまことに惜しい人を亡くしました。こういうスケールの大きな芸術家は、この先もう出ないでしょうな。
 韓国では、この人のための美術館を作る計画が進んでいるようで、いつでも彼の作品を見られる場所ができるのはうれしいのですが、よくある韓国人のウリナラ自慢・ウリ自慢の具にされて、超大陸的な彼と彼の作品の性格がダイナシになってしまわないかと心配です。
http://www.paikstudios.com/

 次の日、土曜日は風が強かったですがよく晴れて、夜になるとお月さまがとても明るかった。中秋の名月の次の日は十六夜(いさよい)というそうで、この夜(1時半ころ)、ベランダにカメラを出して2分間露光したら、昼間のように明るい写真が撮れました。
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 月や星を見てきれいだな、と思えるくらいの心の余裕は、常に持っていたいと私は思います。また、そう思えるくらいに空が広く夜が暗いところ(つまり田舎)に住みたいとつくづく思います、都会に住む人にはうちくらいでもじゅうぶん田舎だろうけど。

 この連休中は特に予定もなく、子供を連れて近所の公園でお弁当を食べたりしてのんびりすごしましたが、連休最後の日である今日、北朝鮮が核実験を強行したというニュースがありました。中国や韓国と仲直りしに行った安倍首相に対する当てつけでしょうか? おかげで、懸案の靖国問題や歴史問題、領土問題などは吹っ飛んじゃいました。その意味で、安倍首相にとっては良いタイミングだったですね。
 それにしても、いくら金正日の独裁が強力だとはいえ、これほどの愚挙に対して北朝鮮の政権内で反対意見がゼロということはないでしょう。「正日ではもうダメだ」と腹を括った人もいるかもしれません。私は、今回の核実験によって、金正日王朝は崩壊への大きな一歩を踏み出したような気がしてなりません。今後厳しくなるであろう経済制裁などの効果もあり、早ければ、もうこの1〜2年で壊れていくのではないでしょうか?
 ウリの願いは統一、夢も願いは統一…という歌がありますが、韓国にとっての統一とはそれほどバラ色のものではなく、私の貧困な想像力を持ってしても「金正日政権の綱紀が緩む→北朝鮮で暴動が散発→軍事境界線緊張→韓国で社会不安増大→市民運動過激化→軍隊出動→流血→韓国も大混乱…」みたいなことにしかならないような気がします。ドイツのように、分断されていた市民がお互いに抱き合って喜ぶような姿は、ごく限定的にしか見られないのではないでしょうか韓国の場合。
 その後、ドイツも苦労したように、北側のズサンなインフラを整備し直しつつ、資本主義社会で生きて行く能力もなければ気力もない、2千万人以上もの旧北朝鮮住民を抱え込んで青息吐息。となれば、やっぱり頼りになるのは隣国日本とその経済力、ということになるのではないでしょうか? そうだとすると、その日に備えて、韓国の方々には日本に対してもう少し謙虚になっていただき、日本としても、日本の存在が朝鮮半島の近代化に貢献するという実績を、今度こそきちんと認識させるべく、今から援助の戦略を練るのが良いのでは? と思います。

 私としたことが、今回はなんだかSAPIOの記事みたいなことになってしまいましたな。
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# by kobugimori | 2006-10-10 18:03

羊の串焼き in カリボン

 在韓14年の韓国バカKさんから「カリボン市場で食べた羊の串焼きがうまかった」という話を聞いて、私とKさん、共通の友人である韓国人Yさんの3人で食べに行きました。
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↑ 最寄り駅の、地下鉄7号線南九老(ナムグロ)駅で待ち合わせ、早く着いたので駅の周囲を一回り。すると、歩道が毛布で舗装されたところがありました。良い街です、期待できます。
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↑ 駅から歩いて5〜6分、カリボン市場に入ります。中国から来た朝鮮族が多く住んでいるとのことで、店の看板にも韓国では珍しく漢字が多いです。ハングルは読めても漢字が読めない自分がちょっと残念。
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↑ 昔ながらの市場の雰囲気がうれしくなりました。ただし、売っている食材をよく見ると、やはり他の市場とはビミョーに違います。商品名が「우건탕(多分、牛腱湯)」とハングルで表示されている写真の缶詰も、牛さんの絵の雰囲気で予想した通り中国製でした。
 なお、この店でKさんは「干豆腐(カンドゥブ)」なるものを買いましたが、それがどんなものかは後ほどお見せします。
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↑ 2006年カリボンメンズモード。ジャケット・パンツ・インナーとも、すべて同じ生地・同じ柄で仕上げた完璧なコーディネート。しかしね、東大門市場だって、今でこそオシャレな若者のメッカだけれども、90年代のはじめころまではこういう雰囲気が濃厚でしたよ。
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↑ さて、Kさんに案内された店に入って、お目当ての羊の串焼きを注文しましたが、お店のお姉さんも中国から来たようで、韓国語が通じにくいのはご愛嬌。
 肉にはあらかじめ香辛料がまぶしてあり、テーブルの上の炭火で焼いてから、各自でさらに香辛料につけて食べるようになっています。この香辛料がちょっと独特なので何かと思ったら、胡麻とか唐辛子のようになじみのあるもののほかに、クミンが入っているそうです。
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↑ 焼き鳥とは違い、自分で焼きます。串も金属製なので気をつけないと熱いです。
 できたものを口に入れると、大量の香辛料のせいで最初はザラッとした感触があるんだけど、肉を噛むと、焼けた羊の脂がシュワ〜ッと口の中に広がってとてもおいしかった。羊の脂はサラサラと軽いので、たくさん食べても苦しくなりませんでした。
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↑ 羊をたっぷりと堪能した後で、もう一軒行きました。ここで頼んだのは、いかにも中国風に調理された鯉と、例の「干豆腐」です。見た目は完全に一種の「麺」で、重みのある歯ごたえが独特だけど、風味は確かに豆腐っぽかったです。

 羊の串焼きにしろ干豆腐にしろ「韓国女性のキレイのヒミツ ♪」というわけでもないし、この辺の店で「韓流スターに会える!」ことも絶対ないだろうけれども、20年くらい時間を遡ったようなこの街の雰囲気はとてもよかったし、なにより羊の串焼きはうまかった、ぜひまた行きたいと思います。

 余談ですが、大雑把に言って、ソウルの地下鉄路線図で2号線(環状線)の左下の方面(カリボンのある九老(クロ)区やそのとなりの永登浦(ヨンドゥンポ)区など)は、DEEPな場所が多いですね。
 屠畜場と肉市場と焼き肉屋街が隣り合っているところがあったり、駅前の、大きなデパートのすぐ裏が私娼窟だったりしましたから。もっとも、もう10年くらい前の話で、今どうなってるかは知りませんけど。
 九老も永登浦も、もともとが労働者の街で、韓国版女工哀史と言える「九老アリラン」という映画に描かれたり、軍事政権下での労働者の過酷な実態を告発した岩波新書「韓国からの通信」にもたびたび登場しました。中上健次の小説「物語ソウル」も永登浦のスラムが舞台でした。
 韓国の政治・経済の中心地である汝矣島(ヨイド)も永登浦区で、近代的な高層ビルが立ち並んで無機的な印象を受けますが、雑居ビルの地下などには、地方出身者向けの安くておいしい田舎料理の店や居酒屋も多く、探索の価値が大です。

 ソウルは何度行っても飽きませんな。
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# by kobugimori | 2006-09-27 19:06

ヒョリたん (´Д`;)

 夕べはガラにもなく難しいことを考えて知恵熱が出ちゃった、だから今日は熱を冷ますためにこれ、イヒョリ「Dark Angel」、ジャケットは凝ってるし曲もかっこいい、ヒョリたん、普段の笑顔のカワユさと歌うときのHっぽさの落差がたまらんのよ、知恵熱は下がったがドコモダケが熱くなっちゃったよ僕ちん!


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# by kobugimori | 2006-09-19 22:05

格差社会とナショナリズム

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 日本で、90年代の半ばころから急速にナショナリズムが強まった原因については、たとえば冷戦体制が崩壊して社会主義が求心力を失ったとか、9.11テロや北朝鮮による拉致問題が、平和の続いた日本人にも「敵」の存在を意識させて国防意識が高まったとか、いろいろ言われていますけれども、日常生活の中で私が実感したのは、
(1)インターネットの普及
(2)戦争体験者の減少
この2つです。

(1)については、インターネットが普及しはじめたころ、「これからは国境の意味がなくなる」というようなことがさかんに言われていて、確かに自分のパソコンが世界とつながるという意味でその通りではありましたが、現実には、まず言葉の通じる者どうしが集まり、次に世代や考え方の近い者どうしが群れ、結果として、異物が排除される形で民族主義が先鋭化したということがあると思います。

(2)については文字通りで、この世代は人口もどんどん減っていくし、高齢化によって社会に対する発言力が弱まって、民族主義的なものに憧憬を抱くような若者をたしなめる人がいなくなった、ということです。
 これは韓国でも事情は同じで、実際に日本の統治を体験し、日本語で教育を受けた世代は、日本のこと、日本人のことを直接的によく知っているから、無分別な反日ナショナリズムに対しては、実はかなりブレーキになっていたんです。もっとも韓国では「親日派」のレッテルはすなわち身の破滅を意味しますから、表立って日本の味方になる人は少なかったにしろ、日本人にとっては「言葉が通じる」という以上に「話が通じる」ありがたい存在だったわけですね。
 最近、歴史認識や領土問題で摩擦が激しくなるばかりなのは、韓国政府関係者の中から「話が通じる」世代のほぼ全てがいなくなってしまい、伝統的な日韓交渉のチャンネルが閉じられてしまったということも大きいのではないかと思いますよ。

 ところで、なんでいきなりこんなことを書き出したのかというと、基本的にナショナリズムは私の敵で、それに関連して、たとえば今年のワールドカップやベースボールクラシックスのような国際的なスポーツの試合での韓国人の熱狂ね、日本でもまあ盛り上がってはいたけれども、それとはケタが違うわけですよ、しかも北朝鮮のように強制的に動員されたわけでもないのに何十万人も集まってくるわけよ真っ赤な群衆が。
 私はこれが気持ち悪くて、これはなぜなのか? 私が知っている韓国人はもう少しおおらかだったはずなのに、「たかが野球」「たかがサッカー」にこれほど熱くなるのはなぜか? このことを、今回韓国に行って、私の好きな清渓川とかその周辺とかを歩きながら、そして帰ってからもずっと考えていたわけです。

 そこで気づいたことは、まず、韓国は日本よりも階層間の格差が大きい。格差の広がりを韓国では「両極化」という言葉で表しますが、これがまさにその通りで、輝くばかりの高層アパートが林立するソウルで、道端に並べた古着に群がる人もすごく多いんですよ。また、社会の変化が激しいため、世代間の葛藤も深刻である。思想的にも、たとえば北朝鮮に対する態度が支持政党よっては正反対。さらに、韓国に独特の問題として、地域間の対立、というのもあります。
 ようするに、一口に「韓国」「韓国人」と言っても、その中では階層や世代や思想によっていくつもの集団が寄り集まっているわけです。
 ところが、国民間のこうした深刻な対立を一挙に解消し、階層も世代も地域も超えて「ウリナラ」との連帯感に酔いしれる、それが、ワールドカップなど国際的なスポーツでの熱狂なんですな。
 こういう民族主義的な熱狂のもとでは、たとえば貧乏な階層の人たちは、日常生活の中で感じる閉塞感や劣等感、将来への不安から一時的にしろ逃れることができ、金持ち階層は、いつも心の隅で感じる後ろめたさを忘れることができる。外国と戦うわけだから、地域感情も世代間の葛藤も問題にはなりません。韓国人でありさえすれば、誰もが「ウリナラ」の一員であることを実感し感激すると。
 もしかしたら、昭和初期の日本や、ナチス台頭期のドイツもそうだったのかもしれないけれども、各階層間、集団間での葛藤が大きいほど、ナショナリズムは高揚するのではないでしょうか? 国民間の葛藤の大きさこそ、民族主義的な熱狂の原動力となるのではないでしょうか? 
 
 ついでに言えば、韓国の場合、「反日」もそうですね。「反日」には誰も反対しませんから、スポーツと同じく民族の連帯感を感じることができるわけですよ。私は中国のことはよくわからないけど、世代間の葛藤や所得格差は、韓国と同じく深刻なんでしょ? 反日ナショナリズムとは、国民間の葛藤を乗り越えて民族的な連帯感を得るためのイベントである、と考えたら私としてはある程度得心がいくような気がします。

 というわけで本日の結論、韓国社会の観察によって、日本で、また東アジアの各国で近年ナショナリズムが強まりつつある原因をもう1つ見つけることができました。それは、

(3)格差が広がった

これです。貧乏人のひがみや嫉妬がナショナリストを増長させるんです!

 自分で言うのもナンだけど、やっぱり頭いいわオレって…。



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# by kobugimori | 2006-09-18 21:31

まだやんのコイツ!

 下品で傲慢な石原慎太郎がオレは大嫌いだが次の都知事選挙も出馬すんだってよー、いつまでやる気なんだろ? 都知事がコイツで総理大臣がA級戦犯の孫、って悪い冗談としか思えないけどねオレには (´д`)=3
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# by kobugimori | 2006-08-31 04:30

韓国に熟女ブームは来るか?

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 最近、インターネットで된장녀(テンジャンニョ、味噌女)という言葉を目にすることが多くなりました。
 この言葉を最初に見たときは、味噌のように熟成された女性、つまり

熟女のこと

かと思って、「熟女とオヤジがモテるのはその社会の大衆文化が成熟した証拠である」として自らの熟女嗜好を正当化する私としては、韓国社会も成熟に向かっているのだな、うれしいな僕ちん♪ と早トチリしましたが、意味が全然違ってました。テンジャンニョって、ブランド物のバッグと、スタバのコーヒーカップを持って、先輩にメシをおごらせる鼻持ちならない若い女、みたいな意味らしいです。

 韓国人が得意なレッテル貼りの一種ですね。私が、違和感を感じる韓国社会の風潮の一つです、テンジャン女もコチュジャン男も、すでに興味がなくなりました。

 韓国では、政治家同士の論争などでも、双方が最初にレッテルを貼りあうところから議論が始まることが多いんですよね。結論が先に出ていて、あとは一方通行的に言葉ををぶつけあうだけ、だから議論の内容が一向に深まらないの。知識人の書いた、新聞のコラムやエッセイなどもそうで、最初にまずレッテルを貼って、そこから話が始まるから、そのレッテルに共鳴する人は読んでくれるだろうけれども、そうでない人にはピンと来ない、最後まで読んでも心には何も残らない、というものがけっこうあるんです。もちろん全部そうとは言いません、心に残るエッセイもたくさんありますけど。
 しかし特に、日本に対する政治家の言葉やマスコミの論調などは、日本に味方する勢力が韓国国内には皆無なもんだから、まさにレッテル貼りのオンパレードなんですよね。竹島の領有権の主張が「侵略主義的性向の表れ」で、靖国参拝が「軍国主義の復活」だったりするのは、韓国内では通用しても、日本から見ると、韓国びいきでアンチナショナリストな私の感覚からでさえ程遠いんですよね。理解しよう、話をしようという回路が最初から閉じられているわけですよ。

 もっとも、その極端な例が我らが小泉純ちゃんだったりもするんですけど。ワンフレーズなんちゃらっていうやつね、言葉のボールを一方的にポンポン放り投げるだけ、相手のボールは決して受け取らないの。小泉首相の言葉と、ノムヒョン大統領をはじめとする韓国政治家の反日演説とは、聞いたあとの虚しい気分が共通だったりするんですよ。小泉政権の登場以降、

日本は韓国化している

のではないでしょうか? 内容は乏しくても威勢のいい言葉に人気が集まったりとか、自意識過剰気味に、ウリナラ(日本)ってすばらしい! みたいな若者も増えているような気もするし、重大な結果を招くような、くだらない人災が増えていたりとかもするし。日本の韓国化、私の杞憂であってほしいとは思いますけど。願わくば、次の首相には、日本人らしく(?)滋味に富む言葉を吐いてほしいと強く思います。
 レッテルを貼る、ワンフレーズですます、っていうのは、生理的な感覚として気持ちイイかもしれないけれども、対象に対する理解も、自分の考えも、それ以上には深まりませんから。私も安易に「韓国人はどーたら……」っていうのはやめようと思います。

 ところで、熟女ブーム、これはやっぱり当分来そうもないですね韓国には。キムヘスとかファンシネとか、まあ熟女ではあるけれども生活感がまるでないし、キレイなだけでHっぽさがないからねこの二人。
 韓国人は、単純でわかりやすい、即物的な価値基準が主流だから、日本語のいわゆる「熟女」という言葉の持つナマナマしくイヤらしい意味合い、生活感とともに滲み出るエロス、みたいな概念はなかなか理解できないでしょうな。

 ……と、こういう決めつけもやっぱり安易でしょうかね?
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# by kobugimori | 2006-08-26 15:54

小松とよ吉と倉橋ヨエコ

 前項「清渓川-5」は、日付が8月17日となっていて、たしかに書き始めたのは17日ですが、書いてるうちに韓国人の国民性にまで妄想が膨らんでしまい、書き終わって公開したのは20日の深夜になってしまいました。3日以上もかかったワケです、大変ですな、ブログを続けるって。

 そこで今日は、疲れた頭を休めるために、テレビ埼玉で平日午前10時半からやってる演歌系の番組ね、他では見られない人たちがたくさん出るので我が家では毎日かかさずチェックしています。今日は月曜日なので「とよ吉」だ、あぁ今日もよかったぁ。埼玉県民は絶対見た方がいいよ、火曜日だけはちょっと普通なので月・水・木・金の午前10時半ね、テレビ埼玉略してテレ玉、日曜早朝の「演歌街道」っていうのもイイです!

 そしてもうひとつ、私の好きな倉橋ヨエコ、3〜4年前に「人間辞めても」っていう歌を聴いて衝撃を受けて以来のファンです、歌われる世界が暗すぎてかえって爽快な気分になれるというカルトな歌手です。それにしても新曲「夏」のPVは救いようがなくて笑えません、どんな内容かといえば、戦時中の日本が舞台のアニメーションで、思いを寄せる人に赤紙(招集礼状)が届いて彼は戦争に行ってしまう、一人残され寂しく海を見る私は、水平線の彼方から飛んで来た米軍の戦闘機に機銃掃射され散ってゆく…(ToT)。昨今の、日本を覆う空気を思うとき、これは過去の話ではなくて、うちの子が大きくなったころ、つまり未来の話かもしれないと思ったらマジで憂鬱になっちゃった。8月末までwww.babestar.net/yoeko/から視聴できます。
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# by kobugimori | 2006-08-22 01:47

清渓川-5 買い物

 今回はガラクタ市場での買い物について。
 清渓川八街のあたりのガラクタ市場では、骨董品から再生家電までさまざまなものが売っています、最近はやりの、数ヶ月〜1年くらいまでの短期語学留学をされる方などは、この市場で中古のテレビや冷蔵庫を購入するのもよいかと思います。
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↑ 清渓川はこういう貧乏臭い路地が一番! 疲れたらタバンで一服

 私がこのへんに来たときにいつも買うのは、ポンチャク系のCDです、この市場が韓国で一番安いし品数も豊富です、しかしながらポンチャクについては語りたいことが多すぎるのでまた今度。
 以前はHビデオなども買っていましたが、最近歳のせいか興味がなくなりました、って言うか、うちにはもうビデオデッキがありません。
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 ↑ 上の写真は、ある店の店先を盗撮(?)したものです、下の写真に「ズゼテハヌ」という文字が見えますが、これはつまり日本製を仮装しているワケです、韓国人は日本製品が大好きですから。こういうのも昔はおもしろがって買ったんですよ「ぶぬろらもぽ」とか、でもくだらないので今は買いません、どちらかというとその下の「누나 그만 미치겠어」

姉さんやめて、おかしくなりそう

ていうヤツのほうが気になりますな、やっぱり買っとくべきでしたかねDVDだし。
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 ↑ 上の写真のように、骨董品屋もあります、骨董なんだかガラクタなんだかわかりません、欲しいものを言うと、奥から出して来てくれたりもしますが、私が見た限りはそんなにたいしたものはありません、しかも全般的に商品としての手入れが悪く、値切り交渉を前提に最初は高いことを言われますので、韓国商人と渡り合うだけの度胸と韓国語力のある人以外はあまり深入りしないほうがいいと思います、店頭に並ぶガラクタみたいなヤツならどうせ安いので記念に買って帰るのもいいでしょうが。
 骨董品なら、ガイドブックにある通り長安洞とか仁寺洞が無難だと、知り合いの朝鮮時代の酒器コレクターも申しておりました。

 そもそも、韓国人はモノに思いを込めないから、骨董品でもなんでも扱いが雑です一般的に。日本人みたいに、自分の大切にしているモノに、目をつむって頬ずりしたり匂いをかいだりして一人悦に入る、ということがないんですよね、私の友達に在韓14年の韓国バカがいるんですが、そいつも

「韓国にはフェチがいない」

と言っておりました、性犯罪は多いが下着泥棒はいないそうです。

 ヨン様が出てくる警備会社のCMに、ヨン様がクラシックカメラの手入れをするシーンがありますが、これはあくまでもCMとしての演出で、実際にはこういう趣味の人って、経済的に恵まれて教養も高い一部の階層の人に限られますね。日本では、貧乏人がライカを買えないのは同じだけれども、若くてお金がなくてもそれなりに思い入れのあるカメラを大切にする人が多いように思います。ここでカメラを挙げたのは一つのたとえにすぎませんが。

 また、韓国は儒教的な道徳観が浸透しているので、親や先祖を大切にするのは日本以上で、一族の系譜を記した「族譜」なんかは大抵どの家でも大切にされている反面、「親の形見」だとか「代々伝わる家宝」だとかの話は不思議に聞いたことがないですね。
 私の家では昔、念仏や仏様の絵の掛け軸を仏間に飾り、その前に位牌を並べる、というのがお盆の行事で、その掛け軸は何十年か何百年か知らないけど毎年出し入れしてるからもうボロボロ、破れたところはセロテープで補修してあるような代物だったけれども、我が家にとっては大事なものではありました。祖父が亡くなってから、掛け軸の掛け方もわからないし、狭いところに引っ越したこともあって、その行事も廃れてしまいましたが、それらの掛け軸は処分することもできずに結局私が受け継いでいます。
 ところが韓国では、先祖を祀る祭祀(チェサ)で使う屏風とか食器とか、代々受け継ぐわけじゃなくて、

古くなったら買い替える

らしいんですよ。とにかく執着しないんですよ「モノ」に。
 韓国は歴史が古い割に焼き物など昔の道具が残っていなくて、そのことはよく、秀吉の朝鮮侵略とか日帝の収奪とか日本人のせいにされることが多いんだけれども、私としてはそれよりむしろ「モノ」に執着しない韓国人の国民性によるところが大きいと思いますよ。

 「モノ」どころか、家や土地、さらには国にさえ執着がなくて、引っ越しも頻繁にするし、ナショナリズムが強い割に海外への出稼ぎや移民も多い。韓国ブームにのって、東京の韓国料理店などでは日本語もろくにできないおばさんたちがたくさん働いていますが、日本人に置き換えるとちょっと考えられませんよね、フツーのおじさんやおばさんが外国に出稼ぎに行くなんて。最近、誰かがアメリカやオーストラリアに移民したなんていう話も、少なくとも私のまわりでは聞いたことがありません。日本人とは大きく違う、こうした一種の「身軽さ」も、目に見える「モノ」に執着しない国民性が理由ではないでしょうか? 移民や出稼ぎの多さが、外貨の不足していた時代の名残り、とばかりは言えないと思います。

 韓国人が執着するのは、ひとつひとつの「モノ」ではなくて、目には見えず手で触れることもできない、もっと大きな体系的な価値観とか、流れとか、歴史とかではないでしょうかね? 「族譜」のような一族への帰属とか、民族とか国家とか。
 韓国人がよく口にする「自尊心」という言葉も、自分個人ではなく、自分の帰属する民族や国家に対して使われることが多いような気がします。
 だから、日帝支配のトラウマが、長い時間を経て克服されるどころかますます肥大化するんですな。そして、たとえば「表現の自由」にあれほどこだわる韓国マスコミが、日本の歴史教科書の文言一つに烈火の如くに怒ったあげくに何の疑念も持たずに修正を求めたり、日本と韓国とで戦争をしたわけでもないのに靖国神社のA級戦犯にこだわったりと、日本に対して権威主義的な態度をとりがちなのではないでしょうか?
 まーこのへん私もよくはわかりませんけど。
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# by kobugimori | 2006-08-17 16:03

グエムル

 先日、友達から試写会の券をもらって「グエムル」を見に行きました、これについては昨日書くつもりだったのですが昨日は8月15日、日本人として戦争の悲惨と平和の尊さを噛み締める特別な日に「グエムル」っていうのもあまりにナンなんで今日にしました。
 グエムルとは괴물、つまり「怪物」という漢字語の韓国読みをカタカナで表記したもので、「グエ……」という語感が気持ち悪さを醸し出しててイイですね。昔、同じく韓国の怪獣「용가리(ヨンガリ)」が英語表記から「ヤンガリー」と音訳されたときには、怖さも強さも感じさせないその語感に脱力しましたからな。「なんで語尾を伸ばすんだ!」と腹が立ったものです。

 会場に着いたら予想以上に人が多くてビックリ、しかも女性の割合いが多い。怪獣映画、と言うかいわゆる「B級モンスターパニック」にこれだけの人を集めるとは、今さらながら韓流の勢いを再確認した次第です。昔、文京区の300人劇場という小さな映画館で年に一度くらいやってた「韓国映画祭」のマイナーでマニアックな雰囲気、当時は韓国映画なんて見る機会がものすごく限られていたことを思うと隔世の感がありますな。
 あまりの人の多さに、まさかとは思いつつ立ち見も覚悟しましたが、一番前の方と2階席の後ろには結構空席もありました、子どものころから「怪獣映画は前の方で見る」というのが私の鉄則なので、前3列がガラ空きだったのはラッキーでした。

 映画の中身については、いわゆるモンスターパニックものとして、韓国製だという点をのぞけば特に目新しいことはなかったと思います。前宣伝で見た「単なる怪獣ものにとどまらず家族愛がどーたら……」というのも、極限の状況の下で、家族が絆を深めたりダメ人間が生まれ変わったりというよくあるパターンの一つでしょう。むしろ、こうした既存のパターンから大きくはみ出なかったのが、この作品が成功した要因の一つではないでしょうか?
 だいたい怪獣なんて、宇宙から来るか、放射能や科学物質による突然変異か、ほとんどはそのどちらかしかないわけで、あとは、怪獣デザインの奇抜さと、ストーリー展開のスピード感と緊迫感、怪獣映画の要諦はこれにつきます。他にいろいろな要素を詰め込もうとすると、怪獣の味が薄まってつまらないんです、少なくとも私は興味がありません。
 その点でこの「グエムル」は、ナマズみたいな山椒魚みたいなデザインがまずよかったし、もったいぶらずにその姿をたくさん見せてくれたのも怪獣好きにはうれしいところでした。
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 特に、映画の冒頭で、漢江の川辺を向こうの方からドスドス走って近づいて来る登場シーンは出色でした、こういう登場のしかたは今までの怪獣になかったのではないでしょうか? 漢江にかかる鉄橋を、しっぽと口を使って運梯みたいに移動する動きも意外性がありました。
 ストーリーの展開の速さは、さすがポンジュノ監督、最初から最後まで目が離せませんでした。ただ、怪物にはウイルスがどーたら……というくだりはなんのためだったのか、本当に必要だったのか、私には味が薄まっただけにしか感じられませんでしたけど。
 全体的には、お金を払っても惜しくないできだと思います、DVDが出たら買います私。この映画が「トレマーズ」や「スパイダーパニック」みたいなB級モンスターファンからも評価されれば、韓流の裾野はさらに広がることでありましょう。

 なお、個人的には、ペドゥナのジャージ姿に萌えました♪ 
 さらに個人的な話ですが、グエムルにさらわれるヒョンソ役のコアソンちゃん、1992年生まれだそうで、この年は私が韓国に留学した年なんです。そのころ生まれた子が、もうこんな立派な女優さんになってるのかと思うと感慨深いものがありました。

 ポンジュノ監督の作品を見たのは、「吠える犬は噛まない」「殺人の追憶」についで3本目です。今回、怪獣映画を撮ってくれたのはうれしいけれども、映画としては「吠える犬は噛まない」に最も感銘を受けました。監督はまだ若いので、作りたい映画もアイデアもたくさんあるのだろうけれどもいつかは、殺人も起こらず怪物も出ない、フツーの人のフツーの日常を描いた小津安二郎みたいなヤツ、ぜひお願いします!
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# by kobugimori | 2006-08-16 23:24

靖国神社

 ワンフレーズ以上は物事を考えない3歳児宰相コイズミが靖国神社に、日本が戦争に負けた日である今日、やっぱり参拝しましたな。ここまでくると、あのマガマガしい黒い鳥居を一度もくぐったことのない非国民な私ですら、一種の爽快感を感じますな。

 靖国神社に関して、最近はどうもA級戦犯のことばかりが話題になるけれども、そもそも靖国神社とは、国民に向かって「死んだら神として祀ってやるぞ、大臣も天皇も頭を下げてお参りしてくれるんだ、だから安心して戦争に行きなさい」という存在だったわけで、戦没者を静かに追悼するどころか、国民を戦地に追いやる、軍国主義の大きな歯車の一つだったといっても過言ではないわけだ。だとすれば、戦争に負けて平和国家として生まれ変わった日本の、戦没者を追悼するための施設としては、まことにふさわしくないと私は考えます。

 もっとも、たとえば帰りの燃料のない戦闘機に乗せられた特攻隊員とか、ジャングルに置き去りにされて生きながらウジ虫に喰われた傷病兵とか、あの時代に生まれて否応なく戦争に駆り立てられて無惨に死んで行ったすべての人には心の底から同情します、絶望的な戦いの中で彼らがすがる、最後の支えが靖国神社に祀られることだったとすれば、その思いも尊重します、彼らの御霊は靖国に集うと信じる遺族の気持ちも否定しません、どうぞ靖国神社で祈ってください。

 ただし、

私は行かない。

 私のように、国政にも外交にもなんの権限もない一般国民にとって、それこそ首相のおっしゃる通り「心の問題」で「行くのも自由、行かないのも自由」なのだから、私は上記のように考えるので行かねぇ。
 将来、私自身や子どもや家族、友人、子孫など、とにかく私と私につながりのある人たちが靖国神社に祀られるようなことになるのも

まっぴらごめんです。



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# by kobugimori | 2006-08-15 23:26

清渓川-4 東廟

 ガラクタ市場のあたりから清渓川をわたり、鐘路方面に入って行くと左方向に小学校、右方向に東廟(ドンミョ)という廟があります、私は誰かのお墓だと思っていましたが、今回ネットで調べたら三国志の関羽を祀ってあるそうですな。
 廟のまわりは公園になっていて、以前は、婆さんがおしゃべりしたりおっさんがコインを投げて遊んだり、ゆるーい雰囲気でよかったのに、現在はこんなことになってました ↓
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 清渓川の再開発事業によって、清渓川に沿って歩道から車道まで占拠していた露天商の一部が、このへんにまで広がってきたものと思われます。表通りがオシャレに変わって、裏通りは以前に増して貧乏臭くなりました。
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 ↑ よそんちの塀にも地面にも、あたり一面に大量の古着、それを漁る人も真剣。
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 ↑ チェホンマンの親戚?
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 ↑ 中古の履物、売り物です!

 この近くに地下鉄5号線の「東廟」という駅がありますが、プレモダンな駅周辺の雰囲気とモダンな駅構内の雰囲気との差が激しすぎて目眩がしそうです。
 ここから地下鉄に乗ろうかと思いましたが、近くに高台があって見晴らしがよさそうなので登ってみることにしました。

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 ↑ 頭上には激しくこんがらがった電線が、さすがIT大国。
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 ↑ 高台を上まで登ったら公園になっていました、思ったとおり眺望がすばらしかったです。
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 ↑ 公園のベンチで一人休むハルモニ、激動の現代史を思うとき、この年代の韓国人には無条件で頭の下がる思いがしますな。
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# by kobugimori | 2006-08-08 14:32

清渓川-3 雑居ビル

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 31アパートの向かいに、開発に取り残された古い雑居ビルを見つけました。以前は、このあたり一帯がボロい建物ばかりだったから目立たなかったけれども、今は、私を呼ぶ声がはっきりと聞こえます。
 と、いうワケで中に入ってみました。下の方の階は店舗や縫製工場に、上の方の階は住居になっています。
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 屋上に出ると、急に明るくなってまぶしかった。
 北側(清渓川と反対側)を望むと、ところどころにくたびれた韓屋(韓国式の住居)がならんでいるのが見える。

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 もう一度建物に入って、来たときとは別の階段を降りる。

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 器を下げに来たおばさんと一緒に出ます、このおばさん、大きなお盆を頭に乗せたまま階段をスタスタ降りて行く、後ろから見てその動作の普通さが、とても不思議だった。
 このビルが、また来る日まで残っていますように。

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 屋上から見えた韓屋の並ぶ路地に入ってみた。静かで怖かった。
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# by kobugimori | 2006-07-28 15:30

清渓川-2 31アパート

 清渓川の川辺を歩くのは確かに気持ちよいがせっかくソウルに来たのにそれだけじゃもったいない、この川のまわりには世運商街(セウンサンガ)とか中央市場(チュンアンシジャン)とか、昔ながらの味わい深い市場が多くあります、中でも私が好きなのは東大門を超えてずーっと行って右側、清渓川八街、黄鶴洞(ファンハクトン)のあたりのガラクタ市場ね、ジャンキーな雰囲気が昔から大好きで、今回の清渓川復元・再開発事業でどうなるのかと心配しましたが、だいぶスッキリしたとはいえ残ってくれてうれしいです。

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↑ 黄鶴洞31アパートの現在の姿、3階から上がなーい!

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↑ 2年前(2004年5月)はこうでした、清渓川復元工事で高架道路が撤去されたおかげで、31アパートの勇姿がこの時だけは一望できた

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↑ この時撮った写真を組み合わせて作った作品

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↑ 現在の様子、スッキリとはしたが貧乏人の住むところがなくなり、すぐとなり(左上に少しだけ鉄骨の見えてるところ)に清渓川ヒルズとでも言うか、ロッテキャッスル建設中

 老朽化・スラム化したアパートを、全部作り直すには金がかかるし住民の反対も強い、そこで3階から上の住居部分だけを撤去して1・2階の商店部分は残すことにすれば、反対運動は分断されるし老朽化による倒壊の危険も少なくなってなおかつ金もかからない、といういかにも韓国的な合理主義。その結果がどうなったかは別の機会に紹介します。
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# by kobugimori | 2006-07-26 19:22

清渓川-1 出発

 日本でも話題になった清渓川(チョンゲチョン)復元事業、ただし60年代の、道路が出来る前の清渓川はスラムに囲まれてものすごく不衛生だったそうだから、「復元」とは言えないのかもしれないがとにかくキレイになりました、ソウルの真ん中とは思えません、実より멋(素敵さ)を重んじる最近の韓国らしい公共事業ですな。これにならって東京でも「日本橋の復元を」という声がありますが、腰の重い日本では30年かかっても無理でしょうな。

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↑ 清渓川散策は鐘路1街、東亜日報社の下から

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↑ 東大門方面に出発

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↑ 清渓川が暗渠にされて以来、何十年も暗闇に閉じ込められていた朝鮮時代の神様、橋桁に施された浮き彫り

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↑ かわいい鴨ちゃんアンニョン!

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 見回りのクルマもオシャレ ↑


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↑ 東大門を過ぎたあたりまで来ました
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# by kobugimori | 2006-07-25 22:09

カルトな韓国

 私は韓国が好きなので、普段からいろいろ考えてることとかを随時公開することにしました、3日坊主のオレですがこれからよろしくお願いしまーす!
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# by kobugimori | 2006-07-24 15:19