GO!GO!7188とチャットモンチー

 意識するとしないとに関わらず韓国人がトロットを好むのと同じで、日本人は浪花節が大好きだから、若い男バンドが青春ぽい歌を歌うとやっぱり「水戸黄門のテーマ」人生楽ありゃ苦もあるさ、とあまり変わらない暑苦しいものになるのが常だが、それに比べると女子のバンドは体温が低くて、体に触れたときのヒヤっと冷たい感じが歌にもあらわれているようでココチよい。

 それに私は性格が女っぽいからか単にスケベだからか、昔からガールズバンドが好きだ。高校のころに水玉消防団(あまり「ガールズ」でもなかったけど)というのにハマったのを皮切りにその後は少年ナイフとか。

 けっこういい年こいてから「ドタン場でキャンセル」を聴いてグッときたGO!GO!7188も大好きで「こいのうた」が今でも落ち込んだときの脳内テーマソングだったりするわけなんだが、そのGO!GO!7188がレコード会社をBMGに移してこのたび新作が出ました「569」。
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 昔は、曲のセンスは鋭いがテクニックが追いついていない危なっかしい感じがあって、いま聴きなおすとそのへんがよかったのかもしれないけど、ベテランとなった現在ではすっかり安定して貫禄まで感じられて、ギターのユウたんの天才的なセンスはますますその輝きを増したし、アッコたんのブリブリしたベースは音のぶっとさにおいて日本のロック界でも有数でありましょう。

>>あしのけ

 ただなー、なんか昔の「ドタン場でキャンセル」とか「桜島」みたいな屈折した暗い世界観をあまり感じなくなって心にひっかかるものが少なくなってきたのは否めない、それが残念だ個人的には。

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 チャットモンチーについては従来「シャングリラ」がちょっと気にはなっていたけどあまりよく知らなくてどっちでもよかったが、店頭で新譜を試聴して気に入ってGO!GO!の「ついでに」買ってみました。
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 GO!GO!よりこっちの方が歌詞も曲も素直で聴きやすくて、でも意外とヘビーな展開を見せる曲もあったりしてよかった、買ってよかった。

>>橙
>>真夜中遊園地

 ちなみに私は「結婚式の披露宴で新婦の友達とかが歌いそうな曲」なんかが最高に大嫌いなんだが、このアルバムに入っているそういう魂胆アリアリの曲を聴いたら意に反してつい涙腺がジュン…となってしまったのはやっぱり年のせい、でしょうか?

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 最後にもう一言、これを買った某大手CD店では輸入盤の一部を「2枚買うと一枚1690円」セールやっていてこのときもつい買ってしまったのだが、それらに較べて日本のCDが一枚3000円を超えるのは異常な高さだと思う。

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>>GO!GO!7188のオフィシャルサイト
>>チャットモンチーのオフィシャルサイト
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by kobugimori | 2007-10-26 23:58