美しい国の醜い屁理屈

 私は、まるで3歳児のようだったコイズミ前総理をまったく評価しないけれども、現総理の安倍晋三も、ウナギのようにヌルヌルとして掴み所がなく、理屈っぽくて優柔不断で、具体的に何をどうしたいのかさっぱりわからないところがイヤですな。コイズミは3歳児だから言いたいこと・やりたいことが単純で分かりやすかったけど。
 それで最近、またぞろ出ました従軍慰安婦問題。これに対して、政府としては河野談話を継承するとか言いながら、広義の強制性はあったが狭義の強制性はなかったとかなんとかわけの分かんないことを言い出して、そもそも何のために何を議論しているのか、それすら私なんぞには理解できない。結局、ウリナラの能天気な反日バカを調子づかせてせっかく改善しかけた日韓関係をコイズミ時代にまで戻しちゃったのと、アメリカの議会で従軍慰安婦問題に関して対日決議案を提出した議員の心証を悪くしただけじゃん! とか思います。
 保守派が好む「国益」という言葉は好きではないけれども、身内にしか通じない理屈をいくらこねたところで「国益」を損ねるだけだし、相次ぐ閣僚の失言やら経費のちょろまかしやらに対しても、身内をかばう理屈が身内にしか通じないものだから、国民の心が離れて支持率が下がるのは当然でしょう。
 総理になる前は、北朝鮮に対する強硬姿勢などからタカ派で頼もしいイメージがあった安倍晋三も、実はユルくたるんだその顔そのままの世間知らずな坊ちゃんに過ぎないということが就任から半年あまりの観察でわかりました私。
 周囲の閣僚も、ナントカ大臣の松岡利勝や伊吹文明や久間章生、笑顔が歪む麻生太郎など、どいつもこいつも顔つきが醜悪なヤツばっかり。このメンバーで「美しい国」なんて現実離れした妄想でしかない。だだっ子のコイズミは、まわりの大人を引っ掻き回してやりたいことをやってとっととやめたわけですが、この坊ちゃんとその取り巻きには、妄想を現実にするだけの決断力も実行力も足りなさそうだから、改憲なんかもあきらめて早くやめてほしいです。じゃあ次は誰がやったらいいんだ、と言われると困りますけど…。
 韓国人は愛国心が強いはずなのに家族単位で外国に移民に出る人が多くて、それが長い間不思議で仕方なかったのですが、日本の未来や自分の老後や子供の将来に強い不安を覚える昨今、その気持ちが少しわかるような気がしてきました。
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by kobugimori | 2007-03-08 23:57