靖国神社

 ワンフレーズ以上は物事を考えない3歳児宰相コイズミが靖国神社に、日本が戦争に負けた日である今日、やっぱり参拝しましたな。ここまでくると、あのマガマガしい黒い鳥居を一度もくぐったことのない非国民な私ですら、一種の爽快感を感じますな。

 靖国神社に関して、最近はどうもA級戦犯のことばかりが話題になるけれども、そもそも靖国神社とは、国民に向かって「死んだら神として祀ってやるぞ、大臣も天皇も頭を下げてお参りしてくれるんだ、だから安心して戦争に行きなさい」という存在だったわけで、戦没者を静かに追悼するどころか、国民を戦地に追いやる、軍国主義の大きな歯車の一つだったといっても過言ではないわけだ。だとすれば、戦争に負けて平和国家として生まれ変わった日本の、戦没者を追悼するための施設としては、まことにふさわしくないと私は考えます。

 もっとも、たとえば帰りの燃料のない戦闘機に乗せられた特攻隊員とか、ジャングルに置き去りにされて生きながらウジ虫に喰われた傷病兵とか、あの時代に生まれて否応なく戦争に駆り立てられて無惨に死んで行ったすべての人には心の底から同情します、絶望的な戦いの中で彼らがすがる、最後の支えが靖国神社に祀られることだったとすれば、その思いも尊重します、彼らの御霊は靖国に集うと信じる遺族の気持ちも否定しません、どうぞ靖国神社で祈ってください。

 ただし、

私は行かない。

 私のように、国政にも外交にもなんの権限もない一般国民にとって、それこそ首相のおっしゃる通り「心の問題」で「行くのも自由、行かないのも自由」なのだから、私は上記のように考えるので行かねぇ。
 将来、私自身や子どもや家族、友人、子孫など、とにかく私と私につながりのある人たちが靖国神社に祀られるようなことになるのも

まっぴらごめんです。



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by kobugimori | 2006-08-15 23:26